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110908

2011/09/08 1:44 に 高井英克 が投稿   [ 2011/09/08 23:47 に更新しました ]
 
重陽 菊の節句
 
明日は9月9日 9=陽数が重なることから重陽の節句といい
中国では菊は延寿の効があると信じられており、漢時代から菊酒を飲む風習がありました。
日本でも宮中で邪気を払い不老長寿を願って菊の花を飾ったり、菊のはなびらを浮かべた菊酒
を飲み交わし,詩歌を読んで菊の宴が催されてきました。
 
そして12日は十五夜が続き、お月見にお供えをして穀物などの収穫に感謝した収穫祭があります。
 
9月は菊咲月と題して節句料理
 
明治時代まではこのような文化が大切にされてきましたが
新暦に替わって廃れてしまったので今回はこの文化を大切に料理と組み合わせました。
 
まずは長寿をを願って菊酒を9月9日にかけて花びら9枚散らします。
 
 
お月見は主に3回行われ十五夜 十三夜 十日夜行われます。
 
豆名月ともいい、こちらは枝豆(だだ茶豆)を使ったずんだ和え。
豆腐を使ってクリーミーにその豆腐は必殺、ジョニーの枝豆豆腐!!
 
 
栗名月とも呼び栗は浜の栗で表現
蛤とかぼちゃ、蓮根を合わせたキンピラです。
蛤のエキスがしみ込んだ1品です。
 
 
こちらは陰陽五行から5色を組み合わせたお浸しです。
加賀の伝統野菜の金時草と秋鯵を合わせます。
 
 
十五夜=芋名月にちなみ
里芋と太刀魚の揚げおろし。
人気メニューでした。
 
 
菊の節句から菊叩き
今が美味しい戻りカツオを使い土佐流 塩叩き
手作り酢橘ポンズをかけ、本場のように藁で炙ります。
 
もちろん家庭で出来るように藁叩きしますよ。
これからの方、お楽しみに・・・・・  
 
 
 
食事は月見にかけ、温泉玉子で満月を
黄身が隠れてしまっていますね。すいません。
 
名古屋コーチンを使います。(玉子が本当に美味しいんです。)
 
冷たくして一番美味しいと思ううどん。
稲庭うどんを使います。 (大,中、小)と選べますからね。
 
 
デザートはお饅頭で・・・
ススキを添えて食べ物に感謝!!
 
 
日本には世界に誇れる文化がたくさんあります。
先人が残した素晴らしい日本の世界を勉強し、自分の好きな料理で表現できた
会だったと思います。
これからも日本を知り、自分なりにリ料理で表現できたらと思いました。
これからのご参加の方、たのしみに・・・・・
 
 
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