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121005

2012/10/05 6:58 に 高井英克 が投稿

献立


先付け

酒の肴を盛り合わせたり、又は季節の息吹を感じさせる1品をお出しする
いわば突き出しのようなもの。

献立の物語のスタートになります。



お椀

こちらは変わり椀
土瓶蒸し。
椀刺というほど、腕が光ります。
まさに腕の見せ所!!



向付

獲れたての魚介類を新鮮なうちにいただきます。
お酒がどんどん進みます。

大皿に盛ると、とても華やかですね。



八寸

もともとは茶懐石の八寸盆に山海の珍味を盛り合わせたもの。
動物物と野菜物などを合わせるのが基本です。



焼き物

素材の季節感を1番感じるのが焼き物。
焼き方で味が決まる。
ガスは香ばしさが出ますが、やはり焼き味と言えば炭ですね。



炊き合わせ

メインの一つ
生物で唯一火が使えるのが人間です。
火を使うことが人間を他の生物から、大きく差を付け、現代の文明につながったと言われています。

火を使える人は昔は賢い人と尊敬され、このことが今の料理の世界の上位の技術、煮方に通じるのだと思います。
まさに技が光るのが炊き合わせでメインになるのです。



酢物

お食事に行く前にさっぱりと落ち着くための酢の物。
いっそう締めの食事を美味しくさせてくれます。



ご飯

酒が一段落したら、食事の膳
ご飯 汁 香の物が一般的。



果物

食後の口をさっぱりと。
昔は果物は菓子と考えられており、水菓子や水物とも呼ばれているんです。


料理人のそれぞれの物語が詰まっていますね。

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