行く年の献立 12月はおせちをテーマに教室です。 行く年来る年と題したおせち。 おせちは本来季節の変わり目にいただく節句料理であり、供物料理でしたが 今は三ヶ日ににいただく、縁起物のめでたい料理。 そのため、だいたいのお店は30日に仕上げて、31日に引き渡し元旦を迎えていただくように5日間は保つように味を整えていきます。 料理はしみ込んだ味や寝かした味わいも美味しいですが、出来たての旨さもあります。 おせちも祝うにあたり、今年の福を願い、いただくのはもちろんですが、昨年の年にも感謝が必要です。 料理は日々物流と情報で進化もし、合わせるお酒も今はたくさんの選択肢があります。 そんなことから考えたおせちが行く年来る年。 2段重が支流の現在、一の重は来る年と題し、元旦を迎えるにあたっていただく伝統のおせち料理。 (やはり、料理は進化していますが、伝統料理を大切にしなければなりません。) もちろん合わせるお酒は日本酒です。 2の重は31日今年に感謝の気持ちと、次につなげる意を込めた、ワインやシャンパンと共にいただく、様々な文化や、交流を交えた現在のおせち。もちろん31日にいただきますのでフレッシュな食材も組み入れます。 (昔は大晦日に食べられた時もあったのですよ。) あくまでも料理教室ですので12月は忘年会や人との集まり、クリスマスも控えていますのでそちらでも使え、喜ばれそうな献立に致しました。 毎年恒例 球状お重に行く年は盛りつけます。 高井流の物語がたっぷりと詰まったコンセプト。 ブログでは肝心な物語が伝えきれないのですが、こんな感じにまとまりました。 明日はいよいよ最終日。 頑張ります。 |
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